伝統を重んじるロンドン、颯爽と歩くは今でも独自のスタイルを守りつつも、温故知新に生きる美しい人々。
特に女性のファッションともなれば、勿論流行ものはあったものの、どこか気品があり、まろみを帯びた女性らしさを醸し出すというポイントだけは何年たっても変わりません。
今回はそんなトラディショナル・スタイルの代名詞である英国から、直輸入のコートをご紹介します。
提供は元町に構えていらっしゃいます、感度の高いヴィンテージ・アイテムを追及する『SYMPATHIQUE vintage&fripes』です。
どこかカジュアルさも感じさせるのは、オーバーサイズで結び出来たランダムな皴のお陰。
大胆にもメンズのヴィンテージバーバリーを、大人の女性仕様にシフトしたコートである、<Vintage Burberry’s summer trench coat men’s/ later 70’s,UK>
「70年代ヴィンテージバーバリーズ サマートレンチコート」(¥56,000)
メンズ・レディースどちらも着用OK。
早速英国から最も連想しやすいワードとも言えるヴィンテージものです。
ですが裏地が無く、軽いコットン製の為気軽に羽織ってしまえるのが嬉しいポイント。
「シック&エレガント」のテーマ通り、襟付きのかっちりとした王道トレンチコートの態は保ったままですが……まずは肩のデザインに注目。
本来は角ばっている印象の強いパーツですが、このコートは美しい曲線を描き、すとんと腕の生地に繋がっています。
これにより体格が良く見えがちなアイテムを、女性らしい柔和なイメージに変化させているんです。それだけでなく、裾を拡げれば綺麗なAラインになり一気に華やかなイメージに。
シンプルなデザインなのに大き目なボタンも抜け感があるので、フォーマル活用だけでなくパーティスタイルに合わせるのもお勧めですよ。
ふんわりとドレスのように纏い、緩くベルトを締めてみて。とってもシンプルなのにこなれた雰囲気、スタイルアップ効果まで狙えます。
石畳をハイヒールで闊歩すれば、まるでスクリーンから飛び出してきた往年の映画女優そのもの。
成熟した大人の貫禄を醸し出し、周りとは一味違うハイランク・レディになれること間違いなし。
SYMPATHIQUEによると、ロンドン・パリでは「革ジャンとトレンチコートは古いものを着崩す」のがお洒落とのこと。
長年の時を経ても尚人に愛され、人をより美しく見せてくれるヴィンテージ・コート。
大量生産品にはない仕立ての良さを一度味わってしまえば、きっとやみつきになってしまいます。
是非皆様も一着、お手に取ってみては如何でしょうか。